日本の仮想通貨市場は世界から置いてけぼりにされていくのか。

日本の仮想通貨市場は規制が強まり世界から置いてけぼりにされてしまうかもしれません。では、世界ではどんな状況になっているのでしょうか。

世界は仮想通貨の利用シーンが広がっている

世界では、LINEの参入をはじめとして、給与を仮想通貨でももらうことができる企業があったり、マック(日本以外)ではビックマックを買うとマックコインなる仮想通貨がクーポンがわりにもらえたり、そもそも取引所を利用するために本人確認が不要であったりなど、個人も企業も仮想通貨市場への参入がはるかに容易で、色々なチャレンジをしています。

また、LINEが仮想通貨市場に参入しシンガポールにBIT BOXを開設しましたが、結局日本は見送りのまま。さらに日本から撤退する(日本向けサービスを終了する)海外の取引所も出て来ています。実際に、取り扱う通貨の種類が多い取引所は日本でのサービスは難しい現状があります。

日本ではさらに規制が強まっていく

一方の日本では、個人も企業も仮想通貨市場への参入が非常に厳しい状況です。金融庁に登録済みの取引所・販売所でも、常に厳しい管理の目に見られています。

そして今後は、個人の仮想通貨の取引の上限額を設定し、制限を儲けようということになるようです。

日本仮想通貨交換業者(JVCEA)は顧客が取引できる金額に上限を設けることを暗号通貨交換業者に義務付ける自主規制制定の方針を固めた。

〜中略〜

顧客が取引できる金額に上限を設ける目的は、投資家が損失を出し生活に支障が出てしまうのを防ぐ、つまり投資家保護としている。この上限は資産が少ない顧客でも安全に取引できる水準で一律に設定するものと、年齢・資産・所得・投資経験に応じて個別に設定するものがあり、交換業者がどちらかを選択するようだ。

「コインの森」より:https://coinsforest.com/p/12318/

「安全な取引」と言えば聞こえはいいですが、取引所に登録するために自分の資産を提示しないといけなくなる時代がもうすぐ来てしまうのかもしれません。あまり喜ばしい話ではありませんね。

日本の仮想通貨業界に置ける良いニュース

日本に良いニュースが全く無い訳ではありません。良いニュースのうちの一つに「GMOコインが取引所も開設予定」ということあります。

今は販売所を運営しているGMOコインは、価格がわかりやすく初心者にも簡単に取り引きができるという利点はありながら、取引所に比べてどうしても手数料が高くなってしまいます。

販売所と取引所の両方を運営することができれば、初心者だけじゃなく、みなさんにオススメできる取引所・販売所となますね!

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