仮想通貨が暴落しても借金を背負わないための取引方法

もしかしたら、借金が怖くて仮想通貨取引をできないでいる人はいませんか?

仮想通貨で儲かった人もいれば、損をしている人もいるのが実情です。億単位で儲けが出た「億り人」がいる一方、莫大な借金を背負ってしまった人もいます。

もし、借金を背負うのが怖くて取引できないでいるのであれば、心配ありません。借金をしない取引方法をお伝えします。

なんで、借金になってしまうのか

仮想通貨取引で借金を背負ってしまう主なケースは、以下の2つ(+α)が考えられます。

1:レバレッジ取引をしていた

2:借金をして仮想通貨を買っていた

番外編:税金が払えなくなった

それでは順番に見ていきましょう

1:レバレッジ取引をしていた

レバレッジ取引、つまり手持ちの金額より多くの金額の取引をしていて、仮想通貨が暴落してロスカットになってしまった場合は、借金になってしまう可能性があり、以下のようなケースが考えられます。

例)レバレッジ5倍(ロスカットルール50%)で50万円分の取引をした場合

必要証拠金は10万円なので、10万円を用意すれば50万円分の取引が可能。

仮に10万円でビットコインを購入して、価格が5万円を割ってしまったとしたら、証拠金維持率が50%を割ってしまうので、その時点で強制的に決済されてしまいます。

※5万円以上の損失が発生しします!

 

レバレッジ取引の際には必ず事前に「証拠金」を預け入れなくてはなりません。ですから「間違えてレバレッジ取引だった!」なんてことにはなりませんので、ご安心ください。

2:借金をして仮想通貨を買っていた

まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが、そもそも借金をして仮想通貨を購入していた場合で、仮想通貨が暴落したら、大きな損失が発生してしまいます。

借りたお金は必ず返さなければなりませんから、仮想通貨の価格が高騰していようが下落していようが関係ありませんね。

ただし、今はクレジットカードで直接仮想通貨は購入できなくなっていますので、「カードで使いすぎた」ということには、基本的にはなりません。

番外編:儲かったのに税金のことを考えていなかった

あとは、番外編として、仮想通貨の価格は購入時より上昇して儲けが出たけれど、税金を払わなければいけないことがわかっていなくて、買い物などで使ってしまい、税金が払えなくなるケースもあります。

仮想通貨の儲けは「雑所得」扱いとなり、税金は結構な比率で支払わなければなりません。今のうちからしっかりと確認しておきましょう。

所得金額に応じた税率は以下の通りです。

~195万円 5%
195~330万円 10%
330~695万円 20%
695~900万円 23%
900~1800万円 33%
1800~4000万円 40%
4000万円以上  45%

借金を背負わないための仮想通貨取引方法

では、借金を背負わないためにはどうしたらいいでしょうか。主に2つの方法が考えられます。

1:余剰資金を使うこと

2:現物取引をすること

番外編:セキュリティ対策のしっかりした取引所や販売所を選ぶこと

順番に見ていきましょう。

1:持ち金を使うこと

仮想通貨の価格は急激に乱高下することがあるので、借金をして仮想通貨取引を行うことはやめましょう。

そして、できれば余剰資金で使える範囲内のお金のみでの取引をお勧めします。生活費まで使い込んでしまうとちょっとシャレになりませんので。

2:現物取引をすること

仮想通貨の現物取引をするようにしましょう。現物取引であれば、借金を背負うことはありません(損をする可能性はありますが)

もし、レバレッジを効かせた信用取引をするのであれば、借金を背負う危険を認識した上で、十分に注意して取引をするようにしましょう。

番外編:セキュリティ対策のしっかりした取引所や販売所を選ぶこと

度々、仮想通貨の流出(盗難)事件を耳にします。取引所・販売所に保管している仮想通貨がもしも盗まれたら、借金を背負わされてしまう可能性があります。コールドウォレットや2段階認証など、セキュリティ対策のしっかりした取引所・販売所を選ぶようにしましょう。

そしてできれば、購入した仮想通貨は自分の「ハードウェアウォレット」に保管しておくと、より安全ですね。

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